そろそろ数秘術また書き始める予定です。

第一章まとめ 〜「アストラ」と「アトラス」〜

さてここまで書いてきたところで、第一章の括りとさせていただきます。基本的にここまでの話はタロットを含む様々な占術に触れる際の心構えを一通り書き記したつもりです。ジャンガリアンなんて冗談みたいなタイトルで面食らった方はすみません、少しは読みやすくなっていたでしょうか?

「占いが当たる当たらないは個人個人の時間の流れ次第なんだから、他所から口を挟むことがらじゃない」なんて言い方は、聞きようによってはまるで思考停止のように聞こえてしまうかもしれませんが、自分はむしろ一歩踏み込んで、実際にタロットが現実や未来を写してしまう(そしてそれはおそらく素人玄人含む多くの方が実体験として持っている)現象と、まだ解明されていないその仕組みを折り合わせる際に、単純に偶然で片付ける懐疑的スタンスにも、やみくもに信じるのみというスタンス(いわゆる不可知論的なスタンスに立つことです)にも、立ちたくなかったというだけです。

自分が今考えているのは、射影仮説のマクロ的な解釈です。生命や意識とはすなわち時間の流れであり、それは意識の数だけ無限に存在はしますがあくまで可算無限であって、この世界全体に流れている全体の時間に内包され、個々に独立しながら影響を与え合っているのではないかな、と。そういう風に想像しています。あくまで自分の解釈なのですが。
この世界にバクテリア一つでも、細胞一個でも生じてそこに生命のメカニズムが発生したのなら、その場の変化を司る「そのモノだけの時間」が新たに発生し、生命が死ねば時間が一つ減ると。そういったイメージです。自分はこの個別の時間のことを「アストラ」、全体の時間ことを「アトラス」と呼んでいます。勝手にですが。詳しくはまた「霊界論」て形で書こうかなと考えてます。

まあ、しかし。なんでもいいです。

あなたはあなたの理屈で、タロットの現象と理論に折り合いをつけておくべきで、それはあなたのこころを守ることに繋がります。単に霊がいる、神々がいるというスタンスでもいいんですよ。自分も霊の存在は数回に渡って知覚してますので、それを否定してしまえば自分が単純に幻覚を見た、と言う話で終わってしまうので。それはしたくないんですね。だから色々考えてます、もう何十年も。答えは未だぼんやりとはしてますが。

なんだか最初から難しい話になって「どこがジャンガリアンだ」とお叱りを受けそうですが。次の章からは具体的なタロット実践の話に入ります。

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