「ドラゴンの日」の使い方
ドラゴンの日は、一年に5回ずつ発生します。この日は一年の中でも特別な日で、この日の使い方によって、先々の運命の流れがずいぶんと変わってきます。いい風に変わる? 悪く変わる? いいえ、そういう運気の加減を見る日ではありません。ドラゴンの日は竜が天に帰り、次の竜の生まれる日。あなたが自由に未来を書き加える事のできる日です。ですから特別な使い方があります。
●この日に何かを始める
●この日に何かを終わらせる
●この日に何かを決める
●この日を何かの記念日にする
運気ではありません。いい日とか悪い日とかは別にあります。ドラゴンの日は、あなたが決めるあなたの運命のマイルストーン(道標)の日です。あなたの人生に、あなたが意思を埋め込むのです。いつまでも輝く宝石のように。この日だけは、あなたは天の運気から逃れて、人生を自由にコントロールする意思を埋め込む事ができます。大切に使ってください。
ドラゴンの日を計算する
あなただけの運命のリズム
昔、私たちの人生や運命には「リズム」がありました。リズムには行事が対応していました。桃の節句は女の子の日、端午の節句は男の子の日でした。それらは、ところ変われど今でもこの世界に息づいていますが、世界の行事は「暦」によって動いていました。
七五三は三歳、五歳、七歳の子供なら必ずお祝いしますが、春に生まれた子でも夏に生まれた子でも、七五三の日は暦で一応11月の15日と定められています。由来は諸説ありますが、昔の記念日はその人の誕生日に関わらず、その日の「縁起」で定められていたのです。昔の人は、みんな集団の中の一員でしたので、それでも良かったんですね。四季折々の行事の中で、子供の成長なり親の長寿なりを祝っていたのです。
最近の社会は昔ほど集団で動く事もなくなったので、季節の行事こそ残っていますが、そんなに暦のリズムを重視する事もなくなってきました。
でもやっぱり、運命にはリズムが必要なのです。暦にある行事を大切にする事は、あなたの運命を活性化させる一つの方法ですが、それに加えて、あなたはあなた個人の運命のリズムを大切にすべきです。
「ドラゴンの日」は、その別名を「トートの日」と言います。はるか遠い昔、天の女神ヌトが絶対神ラーの呪いを避けてオシリス、セト、ホルス、イシス、ネフティスを生んだ日です。魔術の神トートが時を司る月より手に入れた5つの日ですので、天の監視を避けてあなたの竜が天空を行き来する事ができるのです。
もともとはエジプト魔術から発した考え方で、それにウガリット神話やカバラをアレンジしてあります。あなたの誕生日を起点にした運命のリズムを、ずっと追いかけていく計算法がドラゴンの日です。使ってみてもしあなたの感覚に馴染むようでしたら、ぜひあなただけの運命のリズムを活用してみてください。