「ユウラのタロットルーム」で好評だったタロット占い「今日のあなた」をベースに、ワンオラクル、トライアングル、楔形の三つの占いが使えます。気になることは何でもカードに聞いてみましょう。
アプリの使い方 スプレッド解説 タロットと上手なつき合い方 お問い合せトップ画面
6つのボタンの上三つが占い用です。
下はそれぞれ、
「ロード」
・保存した結果を表示
「ヘルプ」
・スプレッドの解説
「オプション」
・シャッフルの自動/手動切替え
・スプレッドの速さ切替えです。
シャッフル画面
手動なら自分の指で直接、カードをシャッフル。
自動はStartボタンでシャッフル開始です。
Nextボタンでカードが集まって自動でスプレッドされます。
Mainは占いを中断して、トップ画面に戻ります。
鑑定結果表示
スプレッドされたカードをタップすれば結果を表示。
テキストの一番下に、クローズボタンがあります。
鑑定結果は大アルカナ22枚、正逆採用です。
オプション&セーブ・ロード機能
オプションではシャッフルの手動と自動を切り替え、
またスプレッドの速さを切り替えます。
さくさく占いたい人はシャッフル自動、スプレッドを
速めにしておくと快適です。
ただしカードはちゃんと正逆判定してるので、
ある程度はきちんと混ぜてね。
鑑定結果のセーブは7件までです。
困った時の1枚引き。
朝起きた時に一日の指針をさっと占ったり、
寝る前に一日を振り返ったりするのに向いてます。
また一日のその場その場で何か気になる時も、
ちょっとカードに聞いてみたり。
ひと通り書いてあるので文章が長いです。 不要なところは読み飛ばしても大丈夫。
こちらは毎日の占いとは別にその時々で必要な場合に参考にしてください。
自分のこころの中と、自分の置かれた環境。
その二つを合わせて、
どんな未来が訪れるかを読むスプレッド。
なかなか現状が打開できないとき、
うまくものごとが回らない時に、
変えるべきは意識か環境か、
どちらに問題があるのかを探ります。
ユウラオリジナルの
「楔形(くさびがた)」スプレッドです。
友人、恋人、夫婦、親子、また職場の同僚や、
上司との関係、自社と取引先との関係など、
「自分と相手がいる場合」を想定したスプレッド。
お互いの相手に対する思いや、
それぞれの置かれた立場、
そこから紡ぎ出す未来を鑑定します。
知ってる方はお久しぶりです、初めての方はこんにちは。ユウラです。今回はユウラのタロットアプリをお目にかけていただいて、ありがとうございます。せっかくなので占い師の自分から、簡単にタロットとの上手なつき合い方をいくつか。
タロットは「卜占(ぼくせん)」という占いの一種です。卜占にはタロットの他にも易やルーン、さいころやトランプをつかった占いもあります。タロットの場合はフルデッキで78種類のカードを使用して占うわけですが、さて、どうしてタロットは未来を占えて、その占いは時に当たって時に外れるんでしょう?
タロットカードはただの紙です。アプリはただのプログラムです。霊感とかそういう話は今回おいといて、紙とかプログラムに、なにか見えない不思議な力があるわけじゃ、ないんですね。でもその紙やプログラムは、少なくとも「偶然の結果」をはじき出すように作られています。その偶然を生み出すのは、カードを混ぜたりアプリを操作している「あなた自身」です。
あなたの生み出した「偶然」を利用して、未来を読むのが「卜占」という占いです。
偶然は、あなたが作り出す数秒先のあなたの未来。それは今日一日、数日後、数週間後、数年後の未来と繋がっています。あなたの時間と運命は、決して途切れることはありません。たった数秒の小さな運命が大きな運命とつながっている、そのことを強く意識できる人はカードの使い方が上手くなります。運命も読みやすくなります。カードを信頼して読み解く未来はタロットと上手くつき合える未来に、カードを信頼できない未来はタロットが活躍できない未来に、それぞれつながっています。
タロットていうと普通はカードのことを指しますが、自分は、カードと、占う本人と、それが一緒に作り上げた偶然との3つを合わせて「タロット」というシステムだと考えています。
あなたが生み出す偶然の結果を読み解くタロット占いには、ちょっとしたコツのようなものがあります。
1/あまり考え過ぎない
占う際に「占うべきこと」を頭に思い浮かべるのは大切です。別のこと考えてるとそのことがカードに映りますから。でも、その占うべきことに対して「こうなったらいいな」とか「こうなったらやだな」とか考え過ぎたら、カードは上手く未来を映しません。
こうなったらいい=願望や、こうなったらいや=不安は、どちらも未来に対する先入観です。
こういうの、くじ引きや麻雀で「ヒキ」と言うのですが、願望や不安が強すぎると、それに見合ったものを引いてしまうんですよね。人を占うより自分を自分で占うのが難しい理由も、ここにあります。正確な未来より願望や不安が強くカードに出てしまうんです。
心は平静に。どんな結果も受け入れるつもりで。それが第一のコツです。
2/何度も同じことを占わない
たとえば、朝にいれたコーヒーをこぼしてしまったら? もう一度コーヒーを入れ直せば済むことですが、それはあくまで「2杯目のコーヒー」であって、決して「1杯目のコーヒー」をやり直したわけじゃないんです。
時間を巻き戻すことはできません。偶然は1回目だから偶然なんです。いい結果が出るまで何度もカードを引く人ってけっこういるんですが、それは単に2度3度とカードを引いているだけで、1回目の結果を「なかったこと」には、できないんですね。
同じことを再度占うなら、時間をおくなり状況が変わってから占うのがいいです。タロット占いは「やりなおすこと」は、できません。ただ「補足するために追加で引く」ことはできます。その時は1回目のカードの意味も合わせて考える必要がありますから、慣れてないとかえってリーディングは難しくなります。
3/悪い未来は変える
タロットは未来を「決定するもの」じゃありません。クルマの運転といっしょで「このままだと道を間違うよ」「ぶつかるよ」「行き止まりだよ」と助言してくれるのがタロットで、悪い結果が出たならハンドルを切るなりブレーキを踏むなり、あなたが未来を変えていけばいいだけの話です。これは占いすべてに言えることですが、占いはただ信じるだけじゃダメで、それを活用してこそ役に立ちます。いい結果は時にこころの支えになり、あなたの背中を押してくれます。悪い結果は警告となり、あなたに再考したり準備する時間を与えます。
最初のうちは「当たる」「当たらない」で楽しむのもアリですが、だんだんとタロットに慣れてきたら、カードの結果と向き合って本気で動いてみると、けっこう面白いことが起こりますよ。
占いを仕事でやってると、よく「どの占いが一番 当たるんですか?」って質問をもらいます。時に は「どの占い師さんが当たりますか?」なんて聞 かれて返事に困ることもあります。
よーく考えてほしいのですが、あなたの運命はあなた一人だけのものです。親子や兄弟、恋人夫婦、友人知人、運命が関わることはあっても、あなたの運命を誰かが動かしたり支配したりすることは、決してないんですね。あなたの運命はプライベートなもの、オリジナルなものなんです。
だから、たとえ100万人の未来を当てた占いがあっても、あなたの未来がその占いに馴染まなかったら、別にそれが必要なわけじゃないんです。逆に100万人が当たらないと言った占いでも、あなたが役に立つと思えば使って全然構わないんです。
で、これをさらに考えると、タロットにはある面白い特徴があるんです。タロットのカードの意味って、あなた自身が上書きできるんですね。
この「ユウラのタロット」アプリはわりと初心者の方にも分かりやすいように、カードの意味を噛み砕いて書いています。でも使っているうちに、だんだんとあなたはカードの持っている暗示的な意味を理解していくはずです。その時は、あなたオリジナルの意味をカードに持たせてあげても大丈夫です。例えば実際の鑑定では、私は女教皇のカードに「高速道路」とか、運命の輪に「工場」とか「発電所」とか、いろいろ意味を上書きしてます(全部はナイショ)。そして自分が作り出す偶然ですから、上書きした意味はそれに適したタイミングで出てくるようになります。もちろんあまりにもピント外れな意味は上書きできませんが、だいたカードの雰囲気に合った意味を乗せていけば、かなり詳しいことも読めるようになってきます。
ただ、そこまで意味を考えられるようになったら、ぜひ一度はアプリを卒業して、紙のタロットを使ってみてください。ここからはちょっと不思議な話になりますが、手の感覚、指先の感覚で、どのカードが何を意味しているのか「裏返したまま感じる」時があります。そうなってくると、カードの的中率ってぐんと上がりますよ。ぜひ試してみてください。
個人的に、私はもっとたくさんの人が、占いやタロットに興味を持つようになればいいなと思っています。タロットは未来を考えるきっかけを与えてくれます。当たる、当たらないの不思議さを楽しむのもいいですが、やがてはいい未来を求めるきっかけの道具として、タロットに触れて行ってください。
いい未来を求めるために、私があなたに知っていてほしいことは一つだけ。
運命は立ち向かったり戦ったりするものではありません。あなたの運命は、いつでもあなたの味方です。もちろんタロットも、です。
ユウラ