そろそろ数秘術また書き始める予定です。

隠者

09hermit-f

隠者のカード。
数字「9」数秘「9」。
生命の木では正義と逆相。
数秘的に月と逆相。

正位置のポジティブ:理解/真理/洞察/自省/達観
正位置のネガティブ:隠遁/遠慮

逆位置のポジティブ:露出/発言
逆位置のネガティブ:疑念/疑惑/不信/翻弄/不安

知れば抱えて降ろせぬ荷もある

仮にパンドラの箱に「明けるな危険」と書いてあっても、やはりいつか誰かが開けてしまうのでしょうか、人間は秘密や謎をそのまま放置することのできない探究心、好奇心があります。正直、あなたの運命をあなたの望む方向に進める上で、その道に在るものを一から十まで知っておく必要はなく、しかし時に人はどうしても「放っとけない謎」に手を付けて、その蓋を開けてしまいます。

あなたの恋人はあなたに隠している秘密があるかもしれない。あなたの敵にはあなたと敵対する理由があるかもしれない。それを知りたいと思うのは自由なのですが、知った後にあなたは恋人を愛し、敵と戦えるのか。そう問いかけられても、やはりあなたは知りたいと思うのでしょう。はっきりさせたいと思うのでしょう。私もそうです、人間だから仕方がない。
ただし全てが光の元にはあらず、この世界には闇もあります。闇に隠されたものはそれなりの経緯があって、例えば醜さ故に、弱さ故に、後ろめたさ故に、そして苦しさ悲しさ故に、それらは闇に隠され声を上げない。知るからには覚悟のいることもあります。

まあ何につけそういう闇を知りながら大人の階段登るわけですが、登り詰めたのがこのアルカナ。崖上から俗世を照らす光に何が写るのでしょうか。関係ないですが自分の隠者のカードデザイン「この人昔格闘家だったの?」って言われたことあります。そんなに体格いいかなぁ。

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