星のカード。
数字「17」数秘「８」。
生命の木では太陽と逆相。
数秘的に力とやや逆相。
正位置のポジティブ：希望／未来／方向／指針／展望
正位置のネガティブ：時間／道のり
逆位置のポジティブ：選択肢／可能性
逆位置のネガティブ：迷い／苦悩／失望／暗闇／不安
その星は遠くに在りて光るもの
まだまだ辿り着くには時間もかかるし、もうしばらくは苦労も続くかもしれません。それでも。それでも、です。未来が。やっと見えてくることへの安堵感。この道は間違っていなかった、わたしの判断は、努力は、正しかったのだ。と。眼前に星が瞬くとはそういうことです。希望のアルカナ。これまでしんどい思いを続けてきた人ほど報われる一瞬ですね。まあ鑑定の現場ではね、このアルカナが出たからといって早々にはあなたの希望が叶うわけではありませんよと一応の釘は刺します。ただやはりあなたもわたしも運命をその目で見れない人間にとって、ただ漠然と放浪する心細さを思えば、星が見えた時の安心感と言ったら、そりゃ海で遭難したボートが陸地の灯りを見つけるに等しいわけで、あとはただ一直線に陸に向かうだけなら力も湧き上がってくるものなのです、それは仕事でも恋愛でも何でも。だからそこは素直にもうちょっとだよと言ってあげればいいのでしょうが、得てして転ぶのね、そんな時。だから一言釘を刺しておくのです、足元もよく見てね。野暮なんだけど。
締めが残っているからさ。
これまでの努力の末に、目指す次の運命が見えてきた。あなたはその次の運命に乗り込む前に今回の運命を締めなきゃいけない。ここまできて、やっとここまできて、この先で躓かないでね、と。塔を越えての運命サイクル、ついに最後の段階に突入します。
