そろそろ数秘術また書き始める予定です。

正義

11justice-f

正義のカード。
数字「11」数秘「11」。
生命の木では隠者と逆相。
数秘的に女教皇と連結。審判とはさらに連結。

正位置のポジティブ:正義/裁判/覚悟/義務/責任
正位置のネガティブ:断罪/無慈悲

逆位置のポジティブ:酌量/保留
逆位置のネガティブ:不正/不義/理不尽/圧力/差別

汝の法に従いそれを行なえと

運命からの第二のリアクション。それは「責任」。全ての大アルカナの中で最も厳しく一番苦手なアルカナです。こうなることは分かってたでしょ? それが必要なのは、そう言われるのは、分かってたでしょ? 分かってやったんだから今さら悩むんじゃない、筋を通せと。正義のアルカナは悩めと言っているんじゃないんです。もはや運命は動き出した、通せと。言い切れと。「自分は正しいと思ってこれを行なった」と言い切らなきゃダメなんです。

これはまたどこか別の話で書きますが、社会で生きる私たちの個々の運命は多くが食い合いせめぎ合いで、自分を通せばどこかで誰かが傷つくこともあれば、誰かと衝突することもある。そこで下がるなというアルカナが法王でしたが、正義は更に深くあなたに問いかけます。あなたの眼前に立ちふさがるのが全き悪とは限らない。それでも貫き、傷つけて、そして背負えと。自らの判断を曇らせてはいけないし、そのために行なった行為には責任が伴います。

人間なんて罪を問うなら生き物を殺めて飯も食えないわけで、その原罪に加え今まさに他者の運命を傷つけ生きんとする時に際して、その罪に対し真摯であるのか、無知であるのか、知らぬ振りをするか、それとも知った上で開き直るのか。行動次第で審判の時に残されし遺産が決まります。

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