そろそろ数秘術また書き始める予定です。

女教皇

02h-priestess-f

女教皇のカード。
数字「2」数秘「2」。
生命の木では中心、節制とはやや逆相。
数秘的に正義・審判と連結。

正位置のポジティブ:啓示/偶然/直感/判断/暗示
正位置のネガティブ:孤立/不合理

逆位置のポジティブ:敏感/精神性
逆位置のネガティブ:過敏/ヒステリック/極論

始まりの3「機会(きかい)」

さて運命の始まり方、三つ目は「機会」です。愚者の会合と似てはいるんですが、違う点は、会合の場合は先々のこの始まりによって運命がどういう風に変化するのか「全く分からない」あるいは「さまざまな可能性を含む」事に対して、女教皇の示す運命の始まり「機会」は、先々の運命の着地点、その先に何が起こるのかが「ほぼ決まっている」ところです。

ある異性と出会う。それが会合の場合は、相手が「友人・知人」で終わるか「恋人・伴侶」まで進むのか、あるいは途中で物別れするのか、時には「敵・憎悪の対象」まで変わってしまうのか、まったく先が読めません。しかし女教皇の示す「機会」は違います。読める。相手が自分にとって「どういう立ち位置の人間になるか」、この出来事が先々に「どういう結果をもたらすのか」、それを瞬間的に感じることが出来ます。

なぜか。「相」を示すからです。ほとんどの人間に共通のイメージを利用して、この相手は信用できる、できない、これは何か良いことがある、悪いことがある、そういう直感を刺激してくれるのが女教皇。なので逆に理由が言えない。周りになぜそう感じたかの説明が出来ません。さらにその相は一瞬で時の流れに消えてしまいます。難しいアルカナなのです。

解けてないからね。私みたいな何十年も占いやってる人間でも、まだ事象の連続性を理屈では説明できない。経験論的にしか答えられませんし、事象の連続性はある理由によって科学の求める「再現性」がありません。これはまた別の話。

まあ上手く使えばツボにはまるアルカナではあります。気まぐれだけどね。宿命と絡みやすいので、命式出せる人はこのアルカナ来たら日付やらホロやら調べてみるといいかも。

PAGETOP
Copyright © ユウラのタロットルーム All Rights Reserved.