運命の輪のカード。
数字「10」数秘「１」。
生命の木では吊るされた男と逆相。
数秘的に魔術師とはちょっと逆相。太陽と連結。
正位置のポジティブ：始動／発動／慣性／回転／循環
正位置のネガティブ：変動／転換
逆位置のポジティブ：加速／圧倒
逆位置のネガティブ：渦中／悪影響／奔流／巻き添え／迷惑
運命が本気出してきます
さて数は10を越えます。大アルカナの一桁目は、運命の主体であるあなたにスポットが当たっていました。あなたがどう考え、どう動き、どう決断するか。二桁目からは違います、スポットは運命側に当たります。その最初のアルカナ。炉に火が入ったのです。あなたが行なった思考や行動に対し、運命側から様々なリアクションが返ってくるのです。最初のリアクションが「慣性」。もう動き出しちゃったからね。止まらないからね。最後まで行くよーっ。ということです。その動きが望むものならもう腹決めて乗っかればいいです、そういう時のアルカナは正位置。こっちの準備もできてないのに、あるいは望む方向に向かってないのに動き出せば逆位置。たまに自分のせいでもないのに運命がゴンゴン動き始めるときもあります。あれです、ジェットコースターが登り始めるあの時間。ゴンゴンゴンと。進んで乗るのか、嫌々乗るのか、それとも誰かに引きずり込まれるのか。どれでしょうね。
動き出した運命は様々なドラマを紡ぎ出しながら終点へと向かいます、世界のアルカナまで。良き旅路を。
