塔のカード。
数字「16」数秘「7」。
生命の木では力と逆相。
数秘的に戦車と逆相。
正位置のポジティブ:解決/公開/決着
正位置のネガティブ:破綻/破滅/暴露/露呈/倒壊/瓦解
逆位置のポジティブ:維持/平衡/均衡/緩和/延命/脱出
逆位置のネガティブ:隠蔽/秘匿/保留/延期
そろそろ賽の目を振っていただきましょうか
運命なんてモノは元来、その結果が成功だったのか失敗だったのかなんて境界は0と1のあいだの数のように無限にあるわけで、その線引きをするのは結局人間の意識なのですが、時には人間様もそれが決め切らずに「ぼちぼち」とか「いまいち」とか表現したりするわけです。もう一息だった? まあこんなものだった? そんなんなら壊しちまえこんなもん! がっしゃーん! そんなアルカナ。塔です。キレッキレです。でもさっぱりするよ?今回はどうにも力及ばずだったにせよ、なんとか現状を維持して次回に繋げたい。夢捨てきれなければ人は誰でもそう思うのですが、いつか「ああこれはもうダメかも分からんね」という感じでデスマーチに突入すれば、もう腫れ物を触るように維持するのも疲れてくるのは人情で、そんな時に塔が出たら大変です。なにせこれまでがまんしてがまんして耐えて耐えて何とかやり繰りしてきた反動が一斉に合切にわっと出てくるわけなので、そりゃもー一瞬で、短期間で、これまで耐えてきた時間はなんだったの? ってな具合で破綻が起こります。マッチ棒タワーが崩れる瞬間のように。
人によってはね。これまでの苦しみから解放されるわけで。運命が先に進むので。そういうところもあるので自分はあまり塔をネガティブには取らないんですね、鑑定の際には。ただ占われている本人からすればたまったもんじゃないことも時々あるので「何とか回避できませんかね」と言われてう〜んと解決策カードを切る場面も多々あります。まあ秘密はバレるわ致命傷は食らうわ土壇場修羅場なんでもありのカードなので、怖いし努力はふいになるしできっついのは分かるんですが、でもさっぱりするよ? そんな鑑定ダメかなやっぱ。