勝ち組、負け組なんて言葉が流行るようになって、
もうどのくらい経つだろうか。



 

自分も占師として随分と、
いろんな方々の人生を垣間見させて頂いてから、
結構な年月が経っているのだけれど、
誰かの人生が、別の誰のかの人生より、
劣っているとか、優れているなんて感覚は、
終いぞ感じることもなかったです。

相手に対し愛を与える方法も、こころを伝える方法も、
これはもう千差万別で、
それぞれに人生の道があって、生き様がある。

人生に優劣はありません。
あるとすれば、ただその人の人生が「病む」ことはある。
病の素因は大方、他からの意識の侵蝕です。

最初の言葉なんてその最たるもので、人生を勝ち負けで語るなんてのは、
踊らされているだけのことじゃないかな。
人がそう踊れば都合のよいモノたちによって。

しあわせは内なる心から生まれるものです。
ゆめゆめ、幻に惑わされぬように。